RPS50%達成までの第一歩

カリフォルニア州ではSB350が2015年に可決されており、2030年までにRPS50%を達成し、エネルギー効率を倍増させるなど、同州にとって非常に挑戦的な目標が掲げられている。

州知事からのトップダウンの目標設定であるが、行政機関がこれから具体的に動く出す。

4月15日に発行された審判官(Administrative Law Judge)の通達では、このSB350に基づくRPS調達要件の変更に関する意見が募集されており、以下の事項を導入するにあたって既存のRPSプログラムにどのような変更を加えるべきか吟味する際に同意見が考慮されると見込まれる。f:id:YukioSakaguchi:20150108130539p:image:w360:right

  • 2020年以降の目標達成期間の設定(New compliance periods for years after 2020)
  • RPSの対象となる短期・長期の契約に対する新しい要件(New requirements for RPS-eligible short- and long-term contracts)
  • 2020年以降の対応期間において発電所レベルでの発電や他のオーナーシップ契約を利用する際の新しい要件(New requirements for using utility-owned generation or other ownership agreements for compliance periods after 2020)
  • 2021年1月1日以降の全対応期間における調達超過に関するルールの変更(Changes to excess procurement rules for all compliance periods beginning January 1, 2021)
  • 長期契約に関する新しい要件に早期対応した場合の調達超過に関連するルールの変更(Changes to the rules governing excess procurement related to early compliance with the new requirements for long-term contracts)

これらの事項やその他当該通達に記載された事項に関するコメントは5月5日まで受け付けられる。

カリフォルニアの政策の実行方法を見ると、トップダウンとボトムアップがうまく組み合わさっていると思う。

まあ、日本とはそもそもの根幹の電力システムや、政策への考え方が違うのでどちらがどうとは言えないが。

by 阪口幸雄